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介護職のそわ道
目指せ充実チームケア

介護職のそわ道 > 目指せ充実チームケア > 1.チームケアってなに?

~働きやすい介護職場づくりの工夫~
1.チームケアってなに?

介護施設は、利用者のケアをするという目的で運営されています

介護施設は、そこに暮らす利用者のケアをするという目的で運営されています。利用者の暮らしの困難を支え、健康的な生活ができるようお世話をすることです。介護施設に所属するすべての介護職員は、この目的を果たすために働いています。看護師や介護士はもちろんそうですが、調理や事務など、間接的に関わるすべての介護職員が、利用者をケアするというひとつの目的を果たすために、それぞれの持ち場で働いています。これをチームケアといいます。

介護施設がどれほど介護職員たちにとって働きやすい場であるかは、その施設のチームケアが、どの程度充実しているかにかかっています。つまり、介護職員たちがどの程度チームケアを自覚して、どの程度チームケアを実践できるかにかかっているということです。チームといえば、サッカーや野球介護チームが思い浮かぶかもしれません。介護チームは監督や選手に加えて、掃除かかりやグランドの管理者、事務介護職員のような裏方など、いろいろな人たちで構成されています。彼らは、自分たちの介護チームが勝って、応援してくれるお客さんに満足してもらうという目的を共有ながら、それぞれの持ち場で自分たちの役割を果たしています。そういう意味で、同じように介護施設も介護チームです。

介護士や看護師はもとより、管理者や事務職員も、送迎かかりや調理かかりも、そこで働くひとは全員介護チームのメンバーです。なお、本編でいう管理者とは、介護事業所の管理者、施設長のことです。ただし、ユニットがあればユニット介護リーダー、グループがあればグループ介護リーダーも含みます。また、正式な肩書がなくても、新人や後輩を指導したり教育したりするベテラン介護職員も含みます。そして本編でいう介護職員とは、おもに介護職員のことですが、看護師や事務員など、介護以外のすべての介護職員も含みます。