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~働きやすい介護職場づくりの工夫~
3-3.目標と成果の検証が共有しにくいため

一般企業では、目標売り上げ○○万円とか、目標契約件数○○パーセントアップなど、目標や成果を数値にできます。このような目標は誰が見ても誤解なく共有できます。数字だからです。

ところが介護サービスというのは基本的には数値化できません。スタッフやチームのケアが利用者にどの程度満足してもらえたかというのは、数値化しにくいのです。利用者に必要と思ってしたケアが、必ずしも本人に喜んでもらえるとは限りません。風呂に入るのを嫌がる利用者に、はいそうですかと言って、そのままにしておくわけにはいきません。治療やリハビリを嫌がる利用者にも、いくら本人が嫌がっているからといってそのままにしておくわけにもいかないからです。それで苦情になったからといって、ケアの質が悪いとは一概には言えないのです。

 

このように、チームの目標や成果の検証が具体的になりにくいことは、スタッフたちの間で具体的な目標を共有したり、検証したりするのを難しくさせ、結果、具体的にどんなケアをどんな優先順位ですればよいか温度差が生じやすく、足並みがそろいにくくなります。そのようなことは、チームケアの充実になりにくいひとつの原因です。