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~働きやすい介護職場づくりの工夫~
4-10.意見を二極化させない

介護の現場や、会議で、いろいろ出ている意見をひとつに決めなければならない。あるいは割れている意見をどちらかに決めなければならない場合があります。このような場合、意見を二局化させないことが大切です。

どちらの意見が優れているか比較して優劣をつける。どちらの意見が正しいか、と比較して正誤を決める。という姿勢をできるだけとらないということです。競争、ランキングという概念は日常的で、そのつもりはなくても無意識に取りがちな姿勢です。

採用されなかった意見がまるで劣った、誤ったものであるかのようになってしまっては、意見を述べたスタッフはがっかりしてしまいます。それぞれの意見にはそれぞれの良さがあるのだけれども、状況にかんがみて、このたびは○○の方法(○○さんの意見で)で進めてみましょう。というようなスタンスをとります。

 

また、スタッフのしたことを注意したり指導しなければならない場合も同じです。わたしが教えることに比べて、あなたのやっていることは間違っている。あるいは、わたしが言うことに比べて、あなたのやっていることは劣っている。と受け取られかねないような言い方はできるだけ避けてください。あなたのしたことは、あなたなりの考えがあってのことだと思うのでダメ出しをするつもりはないけれども、それだと○○のような不都合があるので、この場合はわたしが教えたようにやってください。というようなスタンスをとります。

 

このようにして、スタッフたちの意見や個性を良し悪し、優劣、正誤のように二極化するのをできるだけ避けることで、チームケアは充実していきます。