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~働きやすい介護職場づくりの工夫~
4-12.管理責任の問題処理は長引かせない

介護現場に限らず、社会や職場には、あいさつなどの礼儀作法や言葉遣い、身だしなみ、期限や時間を守ることなど、マナーとかエチケットといわれる約束ごとがあり、それをお互いが守るのを前提に成り立っています。そのような認識が不十分なスタッフは、職場の雰囲気を壊したり、他のスタッフたちに迷惑をかけたりします。

そのような事態は、できるだけ時間を置かずに注意して改善しなければなりません。しかし、問題を起こすスタッフが、ベテランであったり年長であったりすると、なかなか指摘がしにくく、問題が改善されないままになる場合があります。介護施設ではこの種の問題が、職場の人間関係を悪化させチームケアを阻害する大きな要因です。

 

もし、そのような事態が長引くと、チームケアの大きな弊害になります。問題の内容に加えて、それが放置されていることでより深刻になります。管理責任の問題として問題の矛先が管理者にも向けられるのです。場合によっては、問題を放置する管理者と、管理者に頼れないために、独自に対応せざるを得ないスタッフたちとの対立関係にまで発展しかねません。

 

そのほかにも、設備が壊れたまま、備品がなくなったままというような問題も、放置しておくと、チームケアを阻害します。ここはいい加減な施設だ、というメッセージをスタッフたちに送ることになるのです。そうなるとやる気のあるスタッフは意気消沈し、自分たちもいい加減でかまわないという姿勢になっていきます。

 

管理者から見て、これはおかしいな、これはそのままではいけないな、と直感的に感じたら、それはだいたい間違いありません。それをあれこれ理由を考えて黙っているよりも、どうやって伝えたら相手が指摘が受け入れやすくなるか、そういうことを考えてください。