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~働きやすい介護職場づくりの工夫~

はじめに

これは、SEO対策用に編集した文章です。

現在、日本で介護の仕事をしている人は、およそ46万人いるといわれています。施設で利用者のお世話をするひともいれば、お年寄りの自宅を訪問してお世話をするひともいます。そういうひとたちすべてを含めて、およそ46万人です。

そのうち、転職したり、仕事を辞めたりするひとは、平成24年の統計で、およそ18パーセント。だいたい5〜6人に1人の割合で職場を辞めています。正規職員と非正規職員の違いなどによって異なりますが、全体としてはこれくらいのひとたちが職場を辞めています。

職場を辞める理由のトップは、「結婚、出産、育児」です。これは、福祉業界に限らずどの業界も同じで仕方のないことです。2番目は、「法人・事業所の理念や運営のあり方に不満があったため」。3番目は、「職場の人間関係に問題があったため」と言われています。みなさんのなかにも、同じような理由で職場を辞めた経験のあるひとがおられるかもしれません。

お年寄りや障がいのあるかたのお世話をしたいという立派なこころざしをもって、せっかく就職が決まって、利用者のお世話にも慣れて、仕事を覚えてきたところで、職場を辞めなければならないのは、辞める介護職員もそうですが、利用者にとっても、あるいはみなさんを雇った法人にとっても、最初からひとを雇いなおさなければならず、誰にも、何もよいことがありません。

それで今回は、職場を辞める理由として上げられた、「法人・事業所の理念や運営のあり方に不満があったため」、それと「職場の人間関係に問題があったため」、に注目し、介護に携わるみなさんが、少しでも今の職場が働きやすいと感じられる、できれば今の職場で仕事を続けたいと感じられるためには、どんなことを心がけたらよいのか、どんなことをすればよいのか、"チームケア"という言葉を中心に考えてみます。キーワードはチームケアです。

同時に、介護職員たちを束ねる管理者にとっても、せっかく雇った介護職員がすぐに辞めてしまう、あるいは介護職員たちの人間関係がごたごたして仕事の質が上がらない、というようなことは避けたいに違いありません。それで、どうすれば、もっと働きやすい職場環境を作り、介護職員たちの質を高めていくことができるのか、人間関係の問題をどうすればうまく処理できるのか。そういうことも、あわせて考えていきます。

本編はおもに、介護施設の管理者やグループをまとめる介護リーダー、後輩を指導するベテラン介護者に向けて述べられていますが、介護チームを構成するすべての介護職員へ宛てたメッセージです。

目指せ充実チームケア:記事一覧

3-3.目標と成果の検証が共有しにくいため

一般企業では、目標売り上げ○○万円とか、目標契約件数○○パーセントアップなど、目標や成果を数値にできます。このような目標は誰が見ても誤解なく共有できます。数字だからです。 ところが介護サービスというのは基本的には数値化できません。スタッフやチームのケ

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3-4.介護は家族のいとなみだったため

高齢者の介護は、そもそも職業や社会事業ではなく、家族単位のいとなみでした。昔から、家族みんなで年老いた親のお世話をして、看取っていました。それぞれの家族には独特の習慣や宗教、死生観があったでしょうし、家族以外は入ることのできない絆もあったことでしょう。

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4.チームケアの充実に向けた心得と実践

チームケアの充実は、もうこれで十分達成したといえる状態を作り出すことは困難です。終わりのない取り組みです。それでも、チームケアの充実を目指した取り組み、努力は決して無駄になりません。たとえチームケアが思うように充実しなくても、その心がけや努力が、すでにチー

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4-1.管理者のリーダーシップがとれていること

リーダーシップとは 管理者のリーダーシップというのは、管理者が何でも決める、何でも掌握していなければならない、という意味ではありません。それでは独裁体制、ワンマン経営になってしまいます。とはいえ、仕事を進めていくうえでは、誰かが決めなければならないこ

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4-2.理念と目標を明確にして共有すること

介護施設の入口に、施設の理念が掲げられているのを目にします。理念というのは、“基本的人権を尊重し~”とか、“人間の尊厳を守り~”などの文言です。これは介護施設の基本的な姿勢、立ち位置のようなもので、すべての業

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4-3.管理者にサブがいること

管理者はスタッフたちから相談を受けたり、悩みを聞いたりする場合が多いでしょう。しかし管理者がスタッフに自分の悩みを打ち明けたり、相談を持ちかけたりすることはあまり多くありません。管理者は、責任の重さとその立場ゆえに介護施設で特に孤立しやすい存在です。とはい

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4-4.原則と規則を混同させないこと

介護施設には無数の決まりごとがあります。就労規則や介助に際しての決まりごとです。利用者のお世話はどんな手順でどのように行うのか。記録はどのようにつけるのか。そのような日常の仕事を介護職に携わるスタッフたちが勝手にやってしまっては、まとまりがつかなくなってし

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4-5.不満のしくみを知ること

仕事をしているとスタッフの間から、もっとこれはこうしたほうがいいんじゃないか、あれはああしたほうがいいんじゃないかという意見が上がってきます。場合によっては不満や文句になることもあります。 複数のスタッフが、みなで協力するといっても、人間どうしそれぞ

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4-6.すぐに分かってしまわないこと

管理者は、スタッフのことをすぐに分かってしまう必要はありません。分かったつもりでも、じつは単に分かった気になっていただけだったりするのです。 スタッフの言いたいことを斟酌してすぐに分かってしまわないでください。すぐに分かってしまうと、それ以上介護職に

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4-7.「どうしたいのか」、「どうして欲しいのか」

スタッフが管理者に持ちかける相談には、なにかの陳情であったり、不満であったりする場合があります。その際、管理者が対応を誤って、スタッフとの信頼関係が壊れてしまうことがあります。介護職に携わるスタッフの訴えを頭ごなしに否定してしまったり、逆に何でも応じようと

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